■MetaTrader開発元MetaQuotes社の歴史

MetaQuotes社について 現在、キプロス共和国に本社があるMetaQuotes社ですが、実は発足したのはロシア連邦です。

当時は様々な取引プラットフォームがあるなか、 2000年に発表された、FX Chart というオンライントレードプラットフォームで、当時のプラットフォームでは、高機能で低価格ということがうけ、トレーダーの間で人気となりました。
その後、2001年にMetaQuotesと言う新しいプラットフォームが生まれました。
社名と同じアプリケーションとは驚きですね。 これは前バージョンのフィードバックから機能の改善や新機能の実装を行い、 FXのみではなくCFD(差金決済取引)に対応し、さらにMQL(MetaQuotes言語)を使いストラテジーを作ることができるようになりました。
そして、みなさんがご存知のMetaTraderという名前のプラットフォームが2003年に初めてリリースされます。名前は「MetaTrader3」(以下、MT3)。 開発に1年を費やし、先物取引の対応、MQLはMQL2になりました。 取引チャネルが初めてモバイル対応し、当時主流だったPalm やWindowsモバイルに対応しました。
20ヶ月の開発を経て、MetaTrader4が2005年にリリースされました。
そして、2011年にMetaTrader5がリリースされました。

ところで、みなさんはMetaTraderというプラットフォームがなぜバージョン3から始まったのかご存知でしょうか?
実は、MetaTrader1とMetaTrader2にあたるのがFX Chart(MT1)とMetaQuotes(MT2) だったということで、MetaTraderのナンバリングは3から始まりました。

■MetaTrader4について

MetaTrader4を提供している企業は全世界で約600社にもなりました。取引システムの利便性から利用者はなんと4000万人超えています。
さて、他のチャートソフトと比べた際にわかるその利便性とはいったいなんでしょうか。 プロも使うテクニカルチャートを簡単に、そして自由にカスタマイズできます。 基本的な操作はクリックやドラッグアンドドロップがほとんどですのでPCをお使いになられている方なら操作方法にはあまり困らないと思います。
Expert Adviser(以下EA)を使うことによって、自動売買にも対応しています。 EAとはMQL5言語で書かれたプログラムで、ユーザーのターミナル上でチャートの情報や過去データと比べ計算し、売買を行うものです。
ミラートレードをするにはまずシグナルを知る必要があります。シグナルとは、他のトレーダーが売り買いする情報を指します。これをご自身のターミナルで受信し、自らの売買をその情報に基づき行うことです。
どこにEA/シグナルがあるのでしょうか。
20万人が登録するMQL5ポータルサイトがあります。 http://www.mql5.com/ ここで配信されるシグナルは3000を超える数があります。 ランキングがあるので、簡単に今現在どのシグナルが有効なのかがわかります。 シグナルをクリックすれば詳細情報も見られるので、事前にどのような取引をする人なのかといったことを知ることができます。
そして、MQL5ではEAの配布(有料/無料)があります。 いきなりのEAによる自動売買は少し不安と言う方も、過去のデータを使いそのEAをテストするバックテストをできる機能があります。 そして、MT4は以前のバージョンを含めて10年もの自動売買での実績がありますので、世界中に多くのユーザーがいて、たくさんのEAが流通し、入手も容易です。

ところで。ターミナルの種類とできることできないことはご存知ですか? 現在、PCにインストールするタイプとモバイル機器(Android, iPhoneとiPad)があります。 機能を簡単に表にまとめてみましたのでご覧ください。

MT4クライアントターミナル インストール型 MT4モバイルiPhone/iPad Android
成行注文
指値・決済注文
IFDOCO
ポジション照会
取引履歴
ニュース
テクニカルチャート
プッシュ・メッセージ受信 ×
インディケーター作成 ×
EA作成(MQL5) ×
ミラートレード ×

要約しますとインストール型ではプッシュを送る側のひとつですのでプッシュ受信の機能は付いていませんが、インディケーター作成、MQLを使ったEAの作成とミラートレードができます。 一方、モバイル端末ではプッシュ通知を利用して取引に関係するメッセージを受信できます。約定した際や、指値注文が成立したときなど、外出先での取引の把握に便利です。EAを使えば独自のメッセージも送ることができるので、さまざまな用途に使うことができます。 それ以外の機能的な部分では差異はありません。

このブログではこの先、実際にMT4を使いデモ口座で取引、最終的にはEAのプログラムなどにもふれていけたらよいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。